物理学基礎実験

2018年度から1年生秋セメスターにおいて物理学基礎実験が開講されました。この実験では既知の法則や物理量間の関係性を確かめ,基礎知識と技術の習得を目指しています。

インターネット望遠鏡で “いつでも・どこでも・だれでも” 天体観測

理学部では今年新たな教育研究用天体望遠鏡を導入しました。管理・運用は物理学科教員および学生が行っておりますが、この望遠鏡をインターネットを介して動かし、
“いつでも・どこでも・だれでも”天体観測ができます。
星が輝く寒い夜は暖かい室内から望遠鏡を動かして天体観測をお楽しみください。

東海大学望遠鏡についてや望遠鏡の動かし方の詳細はこちら
http://www.u-tokai.ac.jp/academics/undergraduate/science/news/detail/post_38.html

ホームカミングデーが行われました

コムスクエアにて、2015年のノーベル物理学賞「ニュートリノ振動の発見」をもたらしたスーパーカミオカンデとニュートリノ振動についての解説展示を行いました。物理学科の西嶋先生をはじめ、現在過去多くの学生たちがスーパーカミオカンデ実験グループに参加しています。

たくさんのご来場ありがとうございました。来年もお待ちしています。

加速器科学セミナーを開催しました

「荷電粒子ビームを操る」というタイトルで,日本最大の加速器研究施設・高エネルギー加速器研究機構の山本昇教授による教室講演会を開催しました.
物理学科の1年生から大学院生まで幅広い学生さんが多数集まり,最後は活発な質疑応答で講演会は終了しました.将来の科学を担う物理学科の学生さんにとって,とても良い刺激になりました.

ふたご座流星群の電波観測を行いました

物理学科宇宙実験グループは流星観測プロジェクトに参加し、東京大学、青山学院大学などとともにアマチュア無線ビーコン波を利用した流星電波観測を行っています。
広範囲に多数観測点を配置し、各観測点の流星エコー到達時間差から流星飛跡を求めており、昼夜天候に左右されず流星を観測することができます。

12月は14日に活動の極大をむかえたふたご座流星群の観測を行いました。卒業研究のテーマとしてこの流星観測とデータ解析を行っている物理学科4年生・櫛田研究室の久保田さんは
「電波では昼間の流星も観測でき、また複数の観測地点のデータから流星の位置、方向を求めることができるのが魅力です。卒業研究では、おひつじ座昼間流星群について調べており、さらに流星のもととなる母彗星起動との関係を求めています。やればやるほど知らないこともあったりしますがそれを突き詰めていくと上手くいったりしてとても充実した研究をすることが出来ています」と話しました。