3月9日皆既日食,望星丸からの中継番組

パラオ沖海上で見られる皆既日食の映像を東海大学望星丸から生中継!
この番組をインターネット配信します。
各地の日食風景をお伝えすると共に物理学科の櫛田淳子准教授が日食の仕組みを解説します。
放送予定 2016年3月9日10:00から10:30
詳しくは皆既日食特設ページをごらんください
東海大学ニュース

http://www.u-tokai.ac.jp/about/campus/shonan/news/detail/post_334.html

皆既日食特設ページ

学部ニュースに掲載されました

理学部ニュース

物理学科 大学院生がスーパーカミオカンデでの実験に参加しています
http://www.u-tokai.ac.jp/academics/undergraduate/science/news/detail/post_12.html

医学部ニュース

第2回「がん治療の最前線」講習会を開催しました
医学物理士を目指す理学部物理学科の学生さんが参加しています
http://www.u-tokai.ac.jp/academics/undergraduate/medicine/news/detail/post_10.html

梶田隆章氏(東大)がノーベル物理学賞受賞

−東海大学も参加するスーパーカミオカンデグループの画期的な成果に対して −

sk_04svh
東京大学宇宙線研究所 提供

物理学科の西嶋恭司教授と大学院生の伊藤恭平さんが参加するスーパーカミオカンデグループが、これまでの常識を覆しニュートリノの質量がゼロではない証拠を実験的に発見したことに対して、この研究を率いた東京大学宇宙線研究所の梶田隆章氏に今年度のノーベル物理学賞が授与されることが決定しました。
前身のカミオカンデ実験で、大気中で宇宙線によって生成されたミューオンニュートリノと電子ニュートリノの比が、理論的に予想される値と食い違うことが問題になっていました。その後スーパーカミオカンデ実験で精密に観測した結果、地球の裏側から来るミューオンニュートリノが予想の半分ほどに減っていることが確認されました。この結果は、ミューオンニュートリノが長い距離を走っている間にタウニュートリノに変化するニュートリノ振動という現象が起こっていることで説明ができ、このことはニュートリノの質量がゼロでは起こり得ないニュートリノ振動という現象を世界で初めて実証し、ニュートリノが質量を持っていることの証拠を発見したことになります。素粒子の標準理論を超える画期的な成果です。
西嶋研の歴代大学院生の多くがこのカミオカンデ、スーパーカミオカンデ実験に参加して研究をしていた経験を持ち、今も大きな自信になっていることと思います。