ふたご座流星群の電波観測を行いました

物理学科宇宙実験グループは流星観測プロジェクトに参加し、東京大学、青山学院大学などとともにアマチュア無線ビーコン波を利用した流星電波観測を行っています。
広範囲に多数観測点を配置し、各観測点の流星エコー到達時間差から流星飛跡を求めており、昼夜天候に左右されず流星を観測することができます。

12月は14日に活動の極大をむかえたふたご座流星群の観測を行いました。卒業研究のテーマとしてこの流星観測とデータ解析を行っている物理学科4年生・櫛田研究室の久保田さんは
「電波では昼間の流星も観測でき、また複数の観測地点のデータから流星の位置、方向を求めることができるのが魅力です。卒業研究では、おひつじ座昼間流星群について調べており、さらに流星のもととなる母彗星起動との関係を求めています。やればやるほど知らないこともあったりしますがそれを突き詰めていくと上手くいったりしてとても充実した研究をすることが出来ています」と話しました。